GLOSSARY用語集

外壁塗装工事や防水工事などに使われる用語集をまとめました。

アクリル樹脂系塗料

アクリル樹脂系塗料は、設計により軟質のものから硬質のものまで調節することができ、また、1液形で使いやすくコストパフォーマンスにも優れていることから、最も広範囲に使用されている塗料である。耐水性、耐候性も良好であり、水系と溶剤形の両タイプがあることから内外装を問わず色々な部分で使用されている。

足場

工事を行う際、作業員の作業台や通路となる仮設物のこと。(作業員の安全確保のために必須の設備です。)外部足場としては、現場で鋼管を緊結金具や継手金具を用いて組み立てる単菅足場(鋼製単菅足場またはパイプ足場など)や縦地がー列の単菅足場用鋼管に布を取り付けたー側足場などがあります。

上塗り

中塗りの上に塗る最後の仕上げ。美観を長持ちさせるなど塗料本来の用途に直接係る工程です。

可とう形改修塗材

主に塗替え用に使用される塗料で、主材(微弾性フィラー)と上塗材(水性つや有り塗料など)から成っている。JIS A 6909 建築用仕上塗材の規格品の一つである。主材、上塗材とも水系が主流である。

希釈率

塗装に適するように、塗料をうすめる割合を設定したものです。塗装器具別に設定されている場合もあります。

ケレン

塗料の付着性及び防せい効果を良くするために、機械的又は化学的に被塗装物体を処理し、塗装に適するような状態にすること。

高圧洗浄

高圧ポンプで水を霧状に噴霧し、ほこり、かびなどの外壁の汚れを取り除く方法です。棒着力の弱い脆弱な古い塗膜についてもこの工程である程度まで取り除くことが出来ます。

きぴ止め塗料

金属系素地に対してさびを防ぐ目的で塗装する塗料をいう。従来は、さびを防ぐために、鉛系、クロム系などの重金属系顔料がさび止め顔料として用いられてきたが、最近では、鉛系やクロム系のきび止め顔料を用いない鉛・クロムフリーさび止めペイントが主流になってきている。

下地調整

付着力の弱い脆弱化した塗膜や塗膜のふくれなどを除去し、下地面の付着物や汚れを取り除いて塗装に適するよう下地を整えること。

下地補修

下地面の補修工事として、凹凸、ひび割れ、欠け、段差などを埋めたり削ったりして塗装に適した下地に調整する作業のこと。

下塗り

既存塗膜と塗替え塗膜をつなぐ最初の工程です。使用する下塗塗料は、一般外壁では「シーラー」と呼ばれ、このほかに、外壁などでは、既存塗膜の微細なひび割れや凹凸をうめて補修する事ができる「可とう形改修塗材」 と呼ばれる塗替え専用材料の使用が増えています。

シーラー

モルタルやコンクリートなどの無機建材用(素地)として用いられる下塗材をシーラーと称している。シーラーは、素地に対する付着性やその上に塗る中塗材との付着性を良くする働きを持っている。又塗替えの場合は、既存塗膜との付着性を高める効果も有している。シーラーとしては、水系と溶剤系塗料があり、新設や塗替えの遣い、あるいは下地の状況によってその使い分けをしている。

シリコン樹脂系塗料

樹脂中にシロキサン結合(ガラス質の硬い結合)を持った塗料で、建築塗装では一般的にアクリルで変性されたタイプが使用されている。防汚性、付着性、耐薬品性、耐候性などが優れることから、建築物の高級仕様として使用されている。光沢の保持性に優れていて、ポリウレタン樹脂系塗料以上の性能が期待できる。

遮熱塗料

建物の屋根や外壁に太陽光があたると、その熱によって建物内部の温度の上昇がみられる(主に近赤外線の効果による)。特に夏場は、屋内の温度上昇を抑えるために、クーラーの電力消費量が増大し、ひいては地球温暖化へ影響を与えてしまう。これを改善する方策のーっとして、塗料中の特殊顔料効果により、太陽光を効率良〈反射し、建物内部の温度上昇を抑える機能を持った塗料を遮熱塗料という。

弱滑剤・強調年剤

合成樹脂などに対する溶解力の「高い・低いJ により、溶解力の高い芳香族炭化水素系溶剤(キシレン、トルエンなど))などを強溶剤と呼ぴ、溶解力が低く比較的低臭であるミネラルスピリット(ターベンとも呼ばれる)などは強溶剤と区別して弱溶剤と呼ばれるようになっている。また、弱溶剤は、強溶剤より光化学反応性の低い有機溶剤といわれている。

スタッコ

建物のコンクリートやモルタルなどの外壁に4-10mm程度吹き付げ塗りして仕上げる大柄な凹凸模様、ローラーで表面を押さえて平らにする場合もある。使用する結合材によってセメント系スタッコや、樹脂系スタッコなどがある。

スプレー

圧縮空気を噴出し、または塗料自体を加圧して、塗料を霧状に噴出させて塗る方法。薄膜で均一に塗装できる塗装機や厚膜で模様付けできる塗装機もある。

単価

各工程ごとの費用。

弾性吹付けタイル

下塗り、主材、上塗りの三層から構成される。主材層には弾性があり、下地のひび割れに追従するため、高い防水機能がある。主材層はベース塗りと模様塗りの2 回塗りを行う。主材層には色がついておらず専用の弾性上塗塗料を塗装する。主材は水系だが、下塗り、上塗りは最近は水系が増えてきている。

単屑弾性

建物の外壁に、特殊ローラーや吹付け機で塗ることにより、さざなみ状模様や凹凸状模様に仕上る主材と上塗材を兼用した塗材をいう。軟質タイプで、下地に発生する比較的小きなひび割れに対する被覆能力がある。

塗装間隔時間

工程から次の工程までの闘争間隔のことですロこの間隔時闘を守らず埜り重ねを行うと膜に異常が発生するおそれがあります。

塗膜

建物に塗料を塗装することで、雨などによる水の浸入を防ぐ機能(防水性)や建物を太陽光の紫外線から保護する機能(耐候性)を発揮して、建物を大切にまもっています。

塗料の意匠

意匠には、色彩、光沢などで表現する色彩意匠と、厚み、表面形状などで表現する立体意匠があります。個別の意匠に加えて、それぞれの組み合わせによって意匠は無限に広がります。

中塗り

下塗りの上に塗装し上塗りの美観を高めるための工程です。

破風板

破風とは、屋根の妻墜にあるニ角形の外壁部分のことであり、切妻や入母屋の屋根を採用した住宅で、妻側にできる三角形の外壁部分のことをいう。もともとは、妻部分の屋根の先端についている山形の装飾板をさしており、妻の垂直な面に風が当たると左右に分かれることから破風といわれていた。現在では、この装飾板のことを破風板と呼ぶことが多い。破風には、形状によって切妻破風、入母屋破風などいくつかの種類がある。

微弾性フィラー

このフイラーは、主に塗替え用のフイラー(シーラーより厚膜に塗る塗料)として隙閥、穴や小さなクラックなどを埋める(充填材、目止め材)目的で用いられる材料である。新設の場合は、下塗材として一般的にシーラーが用いられるが、塗替えの場合は、既存塗膜の表面にクラックがみられることが多しこのようなクラックを埋める効果と既存塗膜と中塗材への付着性においても優れた機能を有している。

標準塗付量

各塗料の使用量を表したものです。

吹付けタイル

丸みを帯ぴた凹凸状に主材層を形成し、つやのある上塗塗料で仕上げる。耐久性、耐汚染性、耐候性は上塗塗料の種類で異なる。塗料の種類としては、下塗り、主材、上塗りとも最近は水系タイプが主力である。

ふっ素樹脂系塗料

ふっ素樹脂系塗料は樹脂中のふっ素原子の強い結合力により、耐水性、耐薬品性、耐候性などに優れた塗料である。価格は他の塗料に比べると高価だが、耐候性が非常に優れていることから、塗替えの難しい高層ビルや橋梁などにも多く使用されている。これまで溶剤系が主に使用されてきたが、水系も使用されつつある。

変性エポキシ樹脂系塗料

金属面に付着性のよい下塗塗料として良〈使用されている。近年、弱溶剤系のタイプも市販されるようになっている。上塗塗料の選択性が少なく各種上塗塗料を塗装することができる。

ポリウレタン樹脂系塗料

樹脂中にウレタン結合を持った塗料の総称で、付着性、耐水性、耐薬品性、耐候性に優れている。通常、常温乾燥形のポリウレタン樹脂形塗料は2液形である。耐久性に優れることから、建築の外壁や鉄部などの新設から塗替えまで幅広く使用されている。

養生

塗装作業場の周辺や塗装面、窓ガラスや植木などが傷づいたり、汚れたりしないように、ビニールシートやメッシュシートで保護することです。※コンクリートや塗膜が良好な性能を発揮するために、適切な乾燥条件を与えることも「養生」 と呼びます。

リシン

外壁では砂壁状仕上げで、水性でつやがないものが多い。内外装のどちらにも使われ、水蒸気透過性が高いので膨れなどが起きにくく、コストも安いため、軒裏で使用される場合が多い。つやがないので光沢低下はないが、外装に渡色のものを使用した場合は色落ちが比較的はやく生じる。

ローラー

刷毛に代わる塗装用具。羊毛や合成繊維などをまいた筒状のローラーに塗料を含ませ、塗装面に回転させながら塗装する。ローラーは、薄膜に塗装できるウールローラーや厚膜で模様付げできる。多孔質など様々な形状や大ききのものがある。

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